きまぐれ宿日記53
2008/3
やっぱりローカル線はイイ! そして夜行列車 の巻
米沢 → 坂町 → 新発田 (温泉入浴) → 新潟 → 新宿
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![]() 2008/03/05 撮影 |
旅のリンク&メモ |
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| ●一の宮鉄道事業部
米坂線 キハ52の車内で出会った 九州の強者17才鉄。 |
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●米坂線
米坂線整備促進期成同盟会 |
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●ムーンライトえちご
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●’71年羽越本線坂町駅/鉄道写真どっとネット
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1608 米沢駅 発
出発前の米沢駅(赤&緑カラーは市営バス) / 青春18きっぷ購入画面 11,500円也
みどりの窓口が混雑していたので、迷わず自動券売機へ向かい購入したのがコレ。
青春18きっぷ 今回の旅のメインチケットである。これが無いと始まらない。
(5回分で11500円 1回分あたり2300円である)
このチケットを 2人で2日間使用するのだ。 使い方によっては かなり使える切符である。
家を出る時は 雪が降っていた。しかし米沢駅へ到着すると これからイイコトが起こるんじゃないか?
誰でも そう思ってしまいそうな 青空が顔を覗かせた。 ルンルン気分で駅舎へ向かう。
今回の道連れ、旅の同行者は カッパさん。鉄道知識が豊富な頼りになる同行者で心強い。
米沢駅でおやつを購入して いざホームへ。
米坂線4番ホーム キハ58・52国鉄色(萌え〜) / 窓が開くのはグレードが高いっす。
定刻どおり出発した 車両は国鉄色!
カッパさん曰く 「この車両に乗れたって事は 今回の旅はうまく行く」との事でした。
彼は この時 確信めいたものを感じ取っていたようです。
自分たちは、国鉄色車両が偶然待ち受けていた事に対しての 嬉しさと幸運を喜んだのでした。
ホームから 車両へ乗り込むのだが、鉄はここで迷う。
2両の列車で なにを迷っている。 ボックスシートに座れればいいじゃないか。
そう思いますよね。 俺もそう思います。 でも、最近は そうも思えなくなりつつあります。
キハ28とキハ58 どっちにします?
キハ58 は 2エンジン キハ28は 1エンジン
シートの色が違ったり、運転台が 両側とか片側とか だったかな? 色々あるのですが、
俺は あんまりわからないので、つっこまないで欲しい。
(もちろん 進行方向に対して 右と左 どちらのシートを確保するのかは 目的により異なる)
旅先で日記を書くには モバイルギアが最適です
列車が走り出す。
米沢駅から上り坂になる傾斜を体感しつつ 南米沢駅へカーブを描いて行く。
天気はその頃 細かい雪に見回れた。
進めば進ほどに雪が 舞い散ってくるようだ。真っ白な風景に旅情が深まる。
南米沢駅を出発 ディーゼルエンジン音をあげて 列車が走る。
窓の外は 降ってくる雪が多くて なでら山すら見えない状況である。
(オイオイ そんなに降らなくても・・・)
暖かい車内から 雪景色を見るのは 贅沢です。ローカル線なら さらに ムードが深まる。
奥羽本線だと 福島から米沢へ峠を越えれば 大量の雪を体験できる お手軽コースだ。
(板谷峠越えも それはそれで良いのだが。今回はローカル線を味わうんです。)
(板谷峠は明日 通過するのだが…)
米沢盆地の見慣れた景色を横に 西米沢駅に到着した。撮り鉄の方 1名発見。
機材と風貌で 同業者の方だとすぐに判明(笑)
これも運命か? 自分たちとは 反対側のボックスシートへ すっぽり収まった。
(そのうち声を掛けようか…)
すすむにつれて あたり一面の 雪景色。
そして 俺の 大好きな 成島駅。
「いい景色だねぇ〜」 と、浸っている俺は・・・
!
さっき西米沢駅から乗ってきたばかりの 撮り鉄の彼が 一駅目の 成島駅で下車!
やりますねー 感心しつつ 後ろ姿を見送った。国鉄色と雪景色。 さぞかし絵になるだろう。
中郡駅についたころ 雪のつぶの大きさが増した。田んぼが多い平地のせいだろう 横風が強い。
さらに景色は 真っ白になり、白い平野を駆け抜ける 赤い車両の中から 車窓を楽しんだ。
犬川駅をすぎると 青空が遠くに見えてきた。
日記に書ける事は のどかな風景の事ばかりになってしまうが、
ゆっくりとしたスピードと 雪景色。列車が揺れてきしむ音。線路の音。それが良いのだ。
長井市方面の山々 / 手ノ子駅の雪♪
今泉で学生が 降りて、そして乗ってきた。
こちらの天気は良くて 長井市方面の山々がきれいに見える。
窓の外では 線路脇のススキが 列車が走行する風圧で はげしくなびいいている。
それと 粉雪が目の前を舞ってゆく。 魅力的な冬の演出である。
羽前椿。 この駅を通る度、 高校生活で沢山の時間を共にした 友人ふなpの事を思い出す。
友達と楽しく遊んだ遠い日々の思い出だ。 彼は今 山形市でがんばっている。
ここにはいないのだが、その頃とは すっかり姿を変えた羽前椿駅。
それでも 思い出をたよりに その面影を探してしまう。これからも ずっとそうだと思う。
ちなみに 羽前椿駅のホームのはじっこに 「ネコ注意」の看板があった。 (もしかして 見間違えだろうか? 気になる・・・)
手の子駅を過ぎると 山の斜面が突然近くなる。
青空もどこかへ消えてしまった。
積雪も多くなり 雪国ムード満点である。
手の子をすぎると 山深くなり 25パーミルゾーンに突入する。
最初の峠を越えて 惰性走行(鉄道用語?で「だこう」と言うそうです)で ゆっくり 沼沢駅へ向かう。
粉雪の舞う量が多くて、窓にたくさんの 雪のつぶ がついた。
景色が見えないが、 これままた この状況が楽しく感じるわけである。
沼沢駅。 ドライブインを見上げて 停車する。
停車中 雪のかべが高くて 景色が見えない。
You Tube 動画 : 粉雪が舞い散る 米坂線の車窓(つまんないですヨ)
窓についた雪は アートである。
粉雪が舞い上がり 窓について 凍ったり、溶けたり、それを繰り返している。
風景は見えないが なかなか面白い雪の表情に出会うことが出来た。
解けたり 凍てついたり 解けて流れ出したり。
それを繰り返して、 有機的なアートを描き出す 米坂線の窓。
しばらくして、窓から見えたのは 杉林だった。
木々の枝には 細い部分まで 雪がついていて とてもきれいに見える。
気温が低い為だろう。窓から伝わる寒さが 感覚でわかるようだ。
水墨画のような風景の中 渓谷沿いに走る列車に揺られて眺める風景は
鉄橋や川面の 綺麗な景色が 多く見られ、誰かに伝えたいような 気持ちだった。
小国駅が近づくと 平地になり 風きり音が強くなった。
小国駅では 国鉄色のキハ52と入れ替えだ。
その後ろにチラリと見えるのは 確かキハ47である。(キハ40かな?)
どちらも 赤系統のボディカラーなので、統一感があっていい。
さらに 自分たちが乗っているのは 国鉄色。 小国駅で時間に余裕があったら、
キハ52とキハ58が並んでいる姿を撮影したかったなぁ。
断っておくが、 自分は まだまだ 駆け出しの鉄である。
車両の形式を覚えるのがやっとの状態で、うまく説明できないのが イタイ。
キハ52は カワイイのぉ / 名古屋と九州からやってきた17才の鉄人
後ろのシートに 鉄道ファンらしき人物の気配を感じて 声を掛けた。
気さくな 17才の彼は 九州からやってきたそうだ。
米坂線や新潟近郊の鉄道に乗りまくっているようで、
かなり そうとう どっぷり楽しそうに鉄話を語る。
類は友を呼ぶ。 さらに もう1名(名古屋発)の鉄が加わり ボックス席はヒートアップした。
偶然?2人とも高校卒業旅行との事。どちらも強者で しまいには 無限とも思える彼らの世界が広がっていた。
九州のキミ 進学おめでとう。
名古屋のキミ がんばれよぉ〜!
小国駅を発車して 新潟エリアに入ってからは 鉄の圧倒的なムードにより 景色どころではなくなった(笑)
坂町が近づいた時 バチバチと アラレが車体を叩き、自分たちを驚かせた。
空はすでに藍色に染まり 夕方から楽しんだ自分たちを 一度落ち着かせるようなムード。
停車した米坂線の余韻を楽しみつつ 坂町駅のホームに降り立つと
すでに鉄の皆さんが 列車の前に集まり カメラを準備しはじめていた。
寒い夜空の下、三脚をたてて しっかりと・・・
ヘッドマークのアニメーション
比較的 軽めに車両の撮影を済ませた後、
自分達は、駅舎とは 反対側のホームへ移動。 車両庫と転車台の確認を行った後、とりあえず 改札を抜けた。
とにかく寒い。
冷えた空気が 体温を奪う。そりゃそうだ。 さっき氷のつぶが降ってきたばかりなのだから。
現在は、雨が降っていて、寒さの演出が続いている。
暖かい物が食べたい。 記憶の中にある 駅前のラーメン店を目指す。
店内に入ると 幸いお客さんは ゼロ。
混んでいては困るのだ。
次の列車が来るまで あと30分。
お店のお姉さんに出発時刻がせまっている事を伝えて 早めに作ってもらえるよう お願いした。
食べたラーメンは 細麺で ストレート。 あっさり醤油・塩味タイプ。
その味は、予想に反して? 美味しかった。 カッパさんは また食べたいと 喜んでくれて良かった〜
駅前ラーメンは 当たりとハズレの差が大きそうなので、ちょっと心配だったのだ。
店内に飾られた写真の中には 1枚だけ 鉄道の物があった。
しかも それは ロータリー除雪車の写真で、唯一の写真が なぜロータリー車なのか?
と、いう 疑問と共に 脳裏に焼き付いたのである。
ラーメンを食べ終えると そそくさと店を後にし 目の前の駅舎へ入って雨をしのいだ。
ロビーには さっきの17才鉄コンビが立ち話をしていて、ごく自然に そして当然のように合流した。
新潟行きの列車に駆け込むと 空いているシートが少なかったので 4名で ボックスシートにおさまり
新発田へ向かう列車は 走り出す。
旅のワクワク感は 終わることを知らないのだろうか。
下車するまでの間 鉄ばなしが続いたのは 言うまでもない。(笑)
新発田駅(構内のコンビニで自家製パンが買える) / ロゴまでそっくりな ヤマト食堂
新発田駅
そこから 暗い夜道を歩く。。。めざすは公衆浴場である。
寒さの為 途中のコンビニで 手袋代わりの 軍手を購入。
だいぶ歩いて もしかして 間違っていないか? と、不安になってきたころ
目指していた 温泉 「あやめ湯」を見つけた。
なかなかの快適空間でした。
今は 休憩室で この日記を書いている最中である。
これから 湯冷めするのは いやなので タクシーで駅を目指すことにした。
その後は 新潟へ出て 夕食を食べる。 二度目の夕食かしら?汗
びんぼー旅だが、 夜行列車で宿泊分が浮いたので ちょっと欲張る予定。
さて。 そのびんぼー旅団。 タクシー代金に 1030円もの大金を支払ってしまった。
乗ったものは仕方がない。 タクシーの値段が いやに高い気がしたが、
どうにも しようがない。 うむむ。
新発田駅でタクシーを降りると、夜風が寒かったので コンビニに吸い込まれるように
入っていった。 ここのコンビニは 自家製のパンが美味しそうに飾ってあるのだ。
なので、 ひとつパンを買いたくなった。 それと 非常食としてのソーセージを購入。
リュックの奥へ詰め込んだ。 このソーセージが日の目を見ることはあるのか?
それとも あっと言う間に 食べて無くなってしまうのかは、お楽しみ。
明日は ハードスケジュール。 その合間に 食事はできるのだろうか。
それとも ゆっくりと 食べることを楽しめるのか。 そのあたりも楽しみだ。
新発田駅の 暖かい待合室から ぱらぱらと 音が響いて聞こえた。
外を覗くと ひょうのような つぶの雪が 音を立てて ふってきている。
新潟の雪の振り方は 山形と違うのだろうか?
2154発の列車を待っている。 時刻が迫るにつれ ほかの列車のアナウンスが
ながれ 走って行く人々が見える この待合室は 快適で、 ここで寝てもいいなと
思うくらいの場所である。
コーヒーの自販機から いい香りがただよってくるが そろそろこの快適空間ともお別れである。
新発田から 新潟まで行く列車は 快速だ。
そして やってきたのは ムーンライトえちご その車両だった。
新潟から出発する予定の その車両は、 快速列車として 目の前に現れたので、
後から乗る場所を 前もって確認し 指定席へ腰を下ろした。
(後から 座ると わかっていると ちょっと変な気分だ)
そうこう しているうちに新潟へ到着。 新潟駅では JR西日本の車両 きたぐに を撮影。
聞くところによると 寝台急行は この きたぐに だけが残っている状況らしい。
ちょっと 車内を散策してみた。 3段ベッドのB寝台 2段ベッドのA寝台。
どちらも窮屈そうだが、 一度くらい乗ってみてもいいかなと思った。
貴重だとか 残り少ないとか聞くと ついつい興味がでてしまう。 その他の車両を撮影した後、
えきそばを食べに行ったのだが、すでに閉店していて、
夜の新潟駅前をさまようことにした。
新発田で見たような ひょうはもちろん降ってないし、雨も心配ないようだ。
大都市のせいか 少し暖かく感じる。
ぶらぶら歩いて みつけたのが カレー屋 ココ一番。
牛丼があれば 良かったのだが、 カレーを食べることに。 美味しかったが
それ以上に店員さんの笑顔が良かった。 やっぱり笑顔は大切だ。
笑顔で味が変わる。そう思ったのでした。
新潟駅へ戻るが、またまた吸い寄せられるように コンビニへ入店。
夜食とおやつを買い込んで 改札へ向かうと そこには さっきの 鉄青年2名が待っていた。
あやべ君は、4番ホームまで見送りに来てくれた。 ありがとう あやべ君。
もう一人の彼は 3号車で 同行するわけだが、、、俺は眠くなってきた。
夜行列車が走り出す。 食料と飲み物を窓側にならべて
コンピュータと時刻表を取り出し、 折り畳まれたテーブルをだして 戦闘態勢・・・いや、
快適ポーズの完了である。
快速なので 途中の駅は通過するのだが、
うれしさもあるからか、 普段の列車と違う気分になる。
新津駅で 16分という 長い停車時間を終えて ムーンライトえちご が、走り出す。
早朝 5:10 新宿駅 到着の予定だ。 これを書いている今 俺は眠くなっている。
寝るか、日記を書こうか 迷うのだが・・・
あと 5時間ほどで 到着という事を考えると 寝た方が良いのは わかっている。
でも、あと少し 起きていたい。 特に理由はないのだが・・・
チョコとパンをかじって さらにおなかを満たした。
時刻は3月6日 0:12。 車掌さんが回っているらしいので もうすぐ
この5号車にたどり着くだろう。
つづく
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